寒中に咲く蝋梅に、はぐれ花の印象よりも孤高の潔さを見る思いがする
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19日の日曜、いせさき市民の森にウオーキングを兼ねて写真を撮りに行く。
満車に近い人出に驚いた。待ちに待った暖か日和のせいだ。
空は、どこまでも青く、蝋梅も咲いている。
下の写真は、1月に撮った写真だがその後の寒波で、殆どつぼみのまま落ちてしまった。
それから1か月後の今回撮ったのが下の写真です。
日本刀の反り(そり)を思わせる枝に一輪の菊、否蝋梅の花。
日本刀・菊一文字?、張り詰めた空気を感じる。
日本刀は、武士の精神性が魅力だが、切腹はむごい。
この年になると、いつ死んでも仕方ないと思うが、痛いのだけは勘弁してもらいたい、と願っているくらい気が弱くなっている。
枯葉の多い万作に比べ、蝋梅で枯葉が残っている写真は少ないと思い撮った。
枯葉が主役のつもりで、花2輪は脇役のつもり。
実は、上の写真2枚は、下の写真の一部をそれぞれズームアップして撮った写真です。
この写真も気に入っている。
寒中に咲く蝋梅に、志の高さと孤高の潔さを見る思いがする。
単なるはぐれ蝋梅の花ではないだろう。
私にも、それが張り詰めた空気からも伝わってくる。
投稿日:2012年02月22日