ものづくり体系。素材の特徴は、西洋文化が育んだこだわりガラス板
加工ガラスのものづくり体系の第3章の素材(素材品質)について。
素材(材料品質)の特徴は、西洋文化が育んだこだわりガラス板。
この素晴らしいガラス板を輸入したものです。
日本建築の特徴は木材、障子、和紙に対し、西洋建築は、石材で建てられガラス窓はステンドグラスで象徴される。
その代表は教会やモスクの窓で、その荘厳美は輝き、鮮やか、彩りであり、ステンドグラスの美しさは光とガラスの芸術、とも言われている。
なので、日本の伝統工芸品・和紙と同様に、西洋にもステンドグラスの伝統があり、素材となるガラス板も多数のメーカー(ランパーツ、ブルズアイ、ウロボロスなど)が多種多様なこだわりガラスを作っている。
しかし、このガラス板は、ステンドグラス以外の用途は残念ながらなかったようだ。
理由は、和紙と異なりハサミのような道具で簡単に切ることができなかったから、と私は推測している。
つまり、加工が難しかったから。これが、欠点だった。
投稿日:2012年02月02日