奥山清行氏の発言、欲しくて仕方ないものが、生活を豊かにする
NHKスペシャル、目指せ!ニッポン復活閉塞感打破の処方せん・日本再生策を大胆提言」の中で、工業デザイナー奥山清行氏の発言にビビッときた。
「欲しくて仕方ないものが、生活を豊かにする」
このわかりやすい一言で、デザインを踏み出すきっかけになるような気がしてきた。今迄、デザインの手順・方法など、わからないままだったが。
畑違いの私は、セミナー等で教わるつもりでいたから、自ら考えもしなかった。
が、難しく構えることはない。
お客様が欲しくて仕方ない癒しマーク(商品)を考えればいい。
だとすると、ポイントは「形」だろう。何を、どんな形にするか。
例えば、保育園や幼稚園にメルヘンチックな癒しマークならば、絵本や童話に出てくる子供に人気のあるものを調べる。
つまり、乗り物、動物・・・。次にどんな形、とブレークダウンする。
パンダならば、どんな格好が、子供が喜ぶか、夢があるか。
最終的には、現場の先生の意見を聞く、と言った方法だろう、と具体的な方法が浮かんできた。
稚拙でも、自分が考えた方法を基礎に実践することから始めよう。
後は、徐々に改善すればいい。
全て、こうして作ったオンリーワン技術であることを忘れていた。
初心に戻ろう。
ともあれ、教わるつもりで、自分で考えることを放棄していたようだ。
写真は、退魔寺の五色の幔幕。無地でなく、何やら文様が入っている。
投稿日:2012年01月10日