これからは、浅間山を見ると時々、叔父を思い出すだろう

叔父の告別式も終わり精進落とし(灰寄せ)の頃になると、無常な別れと言いつつも参列者は意外と明るく賑やかになった。

あちこちで、5年ぶり、10年ぶりに会う人などが再会を喜んでいる。

私も、何人も久しぶりの再会を喜んだ。

中には、私の坊主頭の姿に、驚く人もいた。

 その都度、叔父のことも忘れ、昔話に花が咲いた。

亡き叔父が、作ってくれた再会の場。と、祭壇に向かって感謝した。

これが、私の告別式の秘かな楽しみになっている。

次の告別式は、多分、この中の誰かが亡くなった時だろう。

いや、私が皆を招待する番になっているかも知れない。

その時は、大いに私との再会も喜んでもらいたい。

いくら悲しんでも、悔やんでも、生き返らないのだから。

せめて、笑顔でお別れしたい、"グッドバイ、面白かった"、と。

そう言えるように、死ぬまで好き勝手に精進するつもりでいる。

私は、18号を軽井沢駅を目標に走ったが、斎場に着いてしまった。

まだ10時半、3~4時間のつもりが、8時出発で2時間半で着いた。

同じ18号でも、別の道、旧道沿いに軽井沢駅があることを知った。

私が走った道路は、碓井バイパスだった。これで、頭が大分整理できた。

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運転も然り、やっぱり、自分で運転しないと、道も覚えない。

そこで、まだ早かったので、小諸に向かった。

すると、"日本ロマンチック街道"の看板が目に入った。

ここらで、一休みと記念にパチリ。浅間山も、パチリ。

写真は、その時撮ったもの。

これを機会に、これからは気軽に来ようと思っている。

私には、これが叔父からの最良のプレゼント、と思えた。

応えるためにも、"ハッとするような浅間山"を撮りたい。

そして、いつか必ず「お遊び、ジグソーパズル」に、軽井沢を載せたい。

この後、旧道へ戻り、などなど今日一日で250キロ運転した。疲れた。

写真は、私には、とても浅間山とは、思えない浅間山の形。

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伊勢崎(群馬)で、いつも見ている浅間山の形。

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投稿日:2011年10月24日