お盆を過ぎた時期になると、蓮の花より花托が目立つ風景になる

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8月23日、1か月ぶりにあかぼり蓮園に行った。

蓮の花は咲いていないだろう、と半ばあきらめ、花托の写真になるだろう、と思っていたが、その通りになった。

お盆も過ぎた、この時期になると誰もいない、ひっそりとした風景になる。

そして、蓮の花より、花托が目立つ風景になる。

花托の写真は難しいし、興味半減だが、蓮の一生には欠かせない。

そこで、撮ることにしたわけだが、やっぱり今一つ気乗りしない。

それでも、撮ってみた。花弁が落ちた直後の花托、これはまだ可愛い。

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実も熟し始めた、まだ青い花托。

これから、段々成長して大きくなり、やがて実が。

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花托も成長して、ぎっしり詰まった実が姿を現した。やがてこぼれ落ちる。

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実が落ち、茶色へと変色、切り口はレンコンようになる。

この辺から。グロテスクな姿が連想され、どうしても骸骨が思い浮かんでくる。

どうしてなのか自分でもわからないが、無常観のせいなのだろうか?

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どの花托も、西を向いているように見える。

まるで、ひまわりのように。いや、ひまわりは、太陽に向かってだろう。

不気味といううか、お世辞にも可愛いとは思えない花托の風景。

あの美しい蓮の変わった姿でもある。直視しなければなるまい。

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投稿日:2011年08月25日