杜松の盆栽、針金を外してみると、良い仕事している職人気質が・・・

以前、杜松の盆栽を手入れして、また陽当りの良い場所に移した。という記事杜松の盆栽、幹の皮がむけたシャリの姿が気に入り買ったが・・・を書いた。

その後、毎日眺めているが、結構気になり、いじくっている。

で。必然的に剪定が進み徐々に葉も減り、幹や枝が目立ってきている。

枯山水をイメージして、岩にはう松のイメージはどうか・・・などと適当な理由をつけて剪定している。なので、緑が極端に少ない盆栽になってきた。

自分では、悦にいっているのだが。

この裸になった杜松、よく見ると至る所に針金が巻きついている。

購入以前からのもので、10年以上だろう。殆どが食い込んでいる。

もう、役目は終わっている。そこで、全ての針金を外すことにした。

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そして、外した針金を見たところ、種類の多さに驚いた。

プロの仕事のこだわり。異なる銅線の太さ、枝によって細かに選んでいる。

骨董の目利きではないが、「この針金かけ、良い仕事をしている」といった印象で。職人気質を見せつけられ、大切にしてやろう、と少し反省した。

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シャリとは、うまい表現だ、と思った。

本当に、骨のようでもある。

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投稿日:2011年07月06日