ナナカマド、モミジ、苔の寄せ植え盆栽で、里山をイメージした
盆栽を始めた頃、里山の風景を作りたい。と考え、寄せ植えで「丘と林」を作ろうと考えた。
ハゼの苗木やもみじの苗木を、いくつも買ってきては寄せ植えにして、田舎の風景を作ろうとした。
薄い鉢に、 なだらかな丘をイメージしたりして。
だが、数年後には、 人にあげたり、枯れたりして、殆どなくなってしまった。
唯一残ったのが、下の写真のナナカマドとモミジの寄せ植え。
このナナカマドは、葉が真っ赤できれいだったのにつられて買ってしまった。露店で、カモにされた思いが、今でも残っている。
わけは、以降真っ赤に染まったことはなく、高山性植物のせいにしている。
それと、モミジを半々づつ植え、土には、苔も植えた。
当初の数年間は、大事に手入れし、苔も全面に広がり満足していた。
後は、いつものごとく、ほったらかしだった。
それを、申し訳程度に手入れをして、写真を撮った。
寄せ植えは、助け合い融和して相乗効果を発揮する美しさだと思う。
これは、白と紫の寄せ植えの桔梗で、感じていた。
その意味では、この寄せ植え盆栽も、少し雰囲気が出てきたようだ。
真っ赤に染まったナナカマドを、もう一度見せて欲しい。
ときに、蒸し暑くてだるい。そこで逆療法、と思いウオーキングに出た。
爽快感が欲しくて、我慢して歩いたら、護岸・水門工事現場に着いた。
(一瞬疾風が舞い上がり、帽子が飛ばされた。築堤・水門工事写真・・・)
そこで、思い切って新しい堤防上を歩いて上流の橋まで行ってみた。
一本につながった堤防から見る景色は新鮮で、知らぬ間に撮影ポイントを探していた。
ただ、以前人の通らなかった堤防上で切り株や凸凹で足元に注意、ウオーキングシューズより登山靴と、いった感じだった。
この辺りは、所々に里山の片鱗が残る一角がまだ残っている。それを探すのもウオーキングの楽しみである。
ウオーキングコースのオプションが、一つ増えた。
投稿日:2011年06月23日