あかぼり菖蒲園。花菖蒲の写真からステンドグラスを検討してみた

前回、赤堀花菖蒲園、花菖蒲が見えるいろいろな道のテーマが浮かんできたに続き、あかぼり菖蒲園で撮った写真です。

今回のテーマは、花模様。花菖蒲の花のアップや花の配置、形、色などデザインに参考になるような視点で撮った写真です。

理屈っぽい話になるが、一般的な図面(第三角法)で言う正面図(前から見た図)のような写真は、今まで何枚も撮っている。

しかし、平面図(上から見た図)のような写真が、意外に撮ってなかった。

上からは、カメラアングルの制約もあったようだ。

そこで今回、上から見た写真を心掛けて撮り、整理し掲載した。

さらに、写真からステンドグラスを検討してみた。

緑の葉が多い中に、紫の花がぽつんぽつんと。

加工ガラスで、表現するのは難しいようだ。

理由は、大部分の茎や葉をどうするか、このままでは難しい。

hanasyobu65.jpg

下の写真は花の配置模様。

花だけの接着ステンドグラスにしたら、どうだろう? 他は余白。

hanasyobu66.jpg

これも、配置が模様になるような気がするが難しい。デザインの工夫が必要。ポイントはシンプル化。

hanasyobu67.jpg

今回の5枚の写真の中で、これが一番ステンドグラスを作り易い、と思った。

あくまでも、作り易いか否かの視点からである。

まとまっている花の部分だけトリミングすれば、一層良いと思う。

この写真からCAD・CAMで型紙とNCデータを作り、NC加工する。

花を中心にして、少々の葉を入れ50ピースぐらいにまとめる。後は余白。

hanasyobu68.jpg

これも、花だけのレイアウトにする。後は工夫次第。

写真からステンドグラスを作るには、細かい部分を大胆に省略しないと難しい。これがコツのようだ。

それにより、残った部分、即ちテーマを際立たせることである、と思っている。

省略した部分は、借景となったり、余韻となったり・・・。

と、無責任な感想を述べてみた。が、本音である。

hanasyobu69.jpg

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投稿日:2011年06月21日