あかぼり菖蒲園。花菖蒲の写真からステンドグラスを検討してみた
前回、赤堀花菖蒲園、花菖蒲が見えるいろいろな道のテーマが浮かんできたに続き、あかぼり菖蒲園で撮った写真です。
今回のテーマは、花模様。花菖蒲の花のアップや花の配置、形、色などデザインに参考になるような視点で撮った写真です。
理屈っぽい話になるが、一般的な図面(第三角法)で言う正面図(前から見た図)のような写真は、今まで何枚も撮っている。
しかし、平面図(上から見た図)のような写真が、意外に撮ってなかった。
上からは、カメラアングルの制約もあったようだ。
そこで今回、上から見た写真を心掛けて撮り、整理し掲載した。
さらに、写真からステンドグラスを検討してみた。
緑の葉が多い中に、紫の花がぽつんぽつんと。
加工ガラスで、表現するのは難しいようだ。
理由は、大部分の茎や葉をどうするか、このままでは難しい。
下の写真は花の配置模様。
花だけの接着ステンドグラスにしたら、どうだろう? 他は余白。
これも、配置が模様になるような気がするが難しい。デザインの工夫が必要。ポイントはシンプル化。
今回の5枚の写真の中で、これが一番ステンドグラスを作り易い、と思った。
あくまでも、作り易いか否かの視点からである。
まとまっている花の部分だけトリミングすれば、一層良いと思う。
この写真からCAD・CAMで型紙とNCデータを作り、NC加工する。
花を中心にして、少々の葉を入れ50ピースぐらいにまとめる。後は余白。
これも、花だけのレイアウトにする。後は工夫次第。
写真からステンドグラスを作るには、細かい部分を大胆に省略しないと難しい。これがコツのようだ。
それにより、残った部分、即ちテーマを際立たせることである、と思っている。
省略した部分は、借景となったり、余韻となったり・・・。
と、無責任な感想を述べてみた。が、本音である。
投稿日:2011年06月21日