赤堀花菖蒲園、花菖蒲が見えるいろいろな道のテーマが浮かんできた
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6月15日時期が少し早い、と思ったが赤堀花菖蒲園に撮りに行った。
確か、一昨年に撮った写真があったはず、と思い「花菖蒲」でサイト内検索したところ、赤堀菖蒲園の花菖蒲とあじさい見物が見つかった。
到着したものの人出もまばらで、あまり気乗りしなかった。
頭に浮かぶのは、既に撮ったようなイメージばかり、マンネリ気分が漂う。
何か、新鮮味のあるカメラアングルはないか、と考えることが多くなった。
壁に、突き当たっているようだ。
趣味で撮っているだけなのに、と思うが仕方ない。
そう思いながら、花菖蒲の風景と花模様をテーマに考えながら、一応撮った。
撮り終えて帰り際、「花菖蒲が見える、いろいろな道」のテーマが浮かんできたので、それに絞って記事を書くことにした。
川の道。せせらぎは、花菖蒲を育む大切な水の流れ。
花菖蒲や蓮は水生植物なので、田の中にもよどみない流れがある。
下の風景に出会った時、撮りたい衝動に駆られ、撮影モードに切り替わった。
林の暗闇から、その先に明るく広々とした菖蒲畑・・・
峠から見下ろす峠の坂道のイメージは、人生のきらめいた一瞬のよう。
まだ、伊勢崎市内にも、こんな風景が残っている、と言う驚きでもある。
平坦な一本道。人の歩く道、それも夢に向かって。
穏やかな人生と重なる。が、面白いもので、この日常に退屈して横道に迷い込むことが多い。
でも、無駄になることはない。元に戻ればいいだけだ。
とは言え、こうして回り道をしている間に人生の終わりを迎えるわけで、・・・生涯現役で頑張ってもやり残すことが多いように思える。
やっぱり、一本道をひたすら歩くのが良いようだ。
両側には、様々な景色が展開する。そこには魅力もあり、誘惑もある。
一株のあじさいが、印象に残った。やっぱり、寄り道したくなる。
私の好きな、はぐれもののイメージに重なった。
両側の見物人の歩く道。これではあまりに通俗的すぎる。
そこで、 菖蒲畑を花を敷き詰めた、花の道とイメージすると、通行するは風。
この風の通り道から景色を見たい、鳥になりたい願望である。
最後の写真は、現実の目の前の道。祭り気分の道で、たこ焼き、たい焼き、トウモロコシの露店も見える。
ほっとする人の歩く道だが、通行止めでもない限り自動車優先の道路になる。
この道路、便利だが味も素っ気もない。やっぱり道が良い。
東日本大震災の復興を契機に、日本の歩む道も軌道修正が必要のようだ。
投稿日:2011年06月20日