金属部品加工業で、ガラスピースのNC加工ができる実用的な・・・
今回は、ガラスピースの加工法について。
パソコンとNC工作機械を使ってNC加工する方法は、手作りとは異なり大掛かりな設備が必要になる。
これを設備投資するとなると大変な資金とリスクを覚悟しなければならない。
が。一方では、この設備、至って一般的なありふれた設備でもある。
自動車、機械、電機部品等をNC加工する金属部品加工業の設備である。
この金属部品加工業は、高度経済成長期の花形だったが、既にピークを過ぎ斜陽産業になっている。
中小零細企業の経営者は、何か手を打たなければ・・・、と言う業界でもある。
私が、開発した多角形化NC加工法は、この金属部品加工業の設備で加工できる実用的なガラスピースのNC加工法でもある。
金属部品加工のNC工作機械で、ガラスも加工できるわけだが、これが事業化に大事なことに、当初気付かなかった。何故だろう。
機械の中で育った私には、当然すぎる程、当たり前のことだったから。
そして今、「実用的」と言う大きな長所であることを自覚した。
これらのことを踏まえて、お互いスクラム組めば、ガラスピースの工業生産化はできる・・・と、言うわけである。
専用CAD・CAMで作った型紙とNCプログラムで、ガラスピースが加工できる。
高品質のガラスピースは、今までNC加工出来なかった。だから、プラスチックやアクリル等で代用したものも多い。無論、これらは安価が武器でもあるが。
本来なら、「ガラスだと、良いのになぁ」と思えるものもあるはず。
加工ガラスの魅力から生まれる感動商品の需要創造は、生活者の皆さん目線で、アイデアは湧き出るものと、思っている。
そのアイデアを、ガラスピースに託して・・・。
夢のような話と思うか否かは、皆さん次第です。
わかっていることは、実践しなければ状況は変わらない、と言う事実。
私は、一歩踏み出すことにしている。
投稿日:2011年06月17日