杜松の盆栽、幹の皮がむけたシャリの姿が気に入り買ったが・・・
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10年近く前になるが、園芸店に球根をよく買いに行った。
その店は盆栽が主で、自然と興味が湧き見るようになった。
そして生意気にも、この杜松(トショウ)の皮がむけたシャリの姿が気に入り買った。確か5000円弱で。値札に「トショウ」と書いてあったのを覚えている。
盆栽に興味を持ち、いろいろ集め出した頃だった。
その後、この杜松の興味は薄れ、捨てるのも惜しく日陰になっている棚の隅に4~5年置いたまま、いわば窓際族扱いだった。
水やりだけはついでもあり欠かさなかったが、剪定などは手抜きしていた。
ひどいときは、垣根用の枝切り鋏でばっさり剪定した。と言うのも針のような葉で、刺さると痛かった。
今回、シャリと枯れ枝とが入り混じっていたものを、丁寧に剪定してみた。
葉を少なくして、シャリを強調した姿にしたところ、なかなか良い。
見直したので、また日向に置くことにした。
呆れるほどいい加減で、良い加減にはほど遠い。
私の半生も似たようなものだった。その分、残りを大事にしないと・・・。
投稿日:2011年05月22日