著作権は表現に関して、媒体(紙とかガラス等)に関係ないようだ
画家アンリ・マチスの作品「ブルーヘアー」のデザインを左右対称・背中合わせにレイアウトしたものを、ガラスピースで作ってみた。
ちなみにアンリ・マチス(Henri Matisse, 1869年12月31日 - 1954年11月3日)は、死後50年経過しているから、著作権は消滅している。
仮に50年以内だとしたら、著作権は有効となる。
その場合、例えポスターをステンドグラスに媒体を変えても複製となり使用許諾が必要のようだ。
また、創作を加えた2次加工品でも、原作者の同一性保持権の立場から使用許諾が必要になるようだ。
著作権は、「表現したもの」に関してであり、表現する媒体(紙とかガラス)に関係なく有効のようである。
・・・のようだ、と歯切れの悪いのは、断定する自信がないからで問題提起に留めた。意見があれば、コメント頂けると、ありがたい。
そこで私は、死後50年以上経過した名画をターゲットにすることにした。
これなら、著作権は消滅している。従って難解な論議なしで済む。
以前、著作権フリー名画のステンドグラス版は、オリジナル商品と呼べるかの記事を書いた。
これに関しては著作権フリー、即ち著作権がないのだから問題ない。
加えて、2次加工品の議論も不要。だから、法律上はクリヤーする。
しかし、オリジナル商品か否かは別次元の問題だと思っている。
見た人が、どう判断するか。
ときに、笑顔のステンドグラスは、この中心に目・鼻・口をレイアウトしたものである。
これから、いろんな人をイメージしたものを作ってみたい、と考えている。
その中には、一休でれくさん、ワレモコさん、◎ぶ◎た◎さんもいる。
投稿日:2011年05月20日