東北地方太平洋沖地震、読売新聞の見出しを一覧表にした
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3月11日(金)の午後、東北地方太平洋沖地震が起きた。
私の住む伊勢崎市は、「地震に強い地盤」と地元では言われている。
それでも、今回の地震は大きく感じて凄かった。
「地震が怖い」と、体感したのは恐らく今回が初めてだろう。
それ程、大きな揺れだった。(マグニチュード8.8)
私は、外に逃げられるようにドアを開け、棚から物が落ちないように抑えた。
テレビをつけると、生々しい中継が映し出されている。
まるで、映画のようで現実とは思えない・・・。
一瞬、9.11のアメリカ同時多発テロ事件が脳裏を走った・・・・・・。
就寝。
3月12日、朝4時に地震で目が覚めた。今度は長野?
それから、テレビを見ながらパソコンをいじっているが、何度となく「緊急地震速報」が出る。
少々のことでは驚かない、慣れてしまったようだ・・・。
そして、今6時。
一夜明けた地震跡の生々しい光景をテレビ中継している。
津波の爪跡、火災、地盤沈下、工業地帯の炎上・・・・・。
現実とは思えない、迫力あるドラマのよう・・・「日本沈没」?
正式名称は「東北地方太平洋沖地震」
3月12日読売新聞朝刊は、「大地震特別紙面」だった。
各紙面の大見出しを、一覧表にした。
◎東日本巨大地震
M8.8死者・不明多数、宮城震度7、10メートル大津波と火災
(名前がついていない時点の記事だろう?)
◎浅い震源津波巨大化
数百キロ断層動く、内陸部未曾有の被害
◎観測史上最大
阪神の180倍のエネルギー
◎のみこまれた大地
◎原発「想定外」の危機
◎新幹線内「地震だ」
◎大地震で政治休戦
◎津波海外も厳戒
◎工場停止相次ぐ
◎携帯・メール通じない
◎水・電気どうなる
◎晴れの卒業式暗転、いつ家にかえれるのか・・・
◎津波家に直撃、
◎突如迫る猛火
◎町が消えた
群馬県版はなく、テレビ番組:NHKは終日ニュース番組になっている。
テレビをみると地震の爪跡の悲惨さが、現実の姿となって放映されている。
それは、被災者の疲れ切った姿である。
この映像は、見るのが辛い。
「頑張って」と、単純に声をかけられない重さが伝わってくる。
さらに、原発で問題が起きているようだ。
被害の実態が、段々わかってくと同時に深刻さが増してくる。
3月13日、読売新聞朝刊
各紙面の大見出しは、
◎ 福島原発で爆発・炉心溶融の恐れ
南三陸町「一万人不明」
◎ 作業中に重大異変か・福島原発「レベル4」以上判断も
◎ 水素充満爆発・炉内加熱深刻レベル
◎ 地震津波深い爪痕
◎ 断層500キロ津波増幅・避難3階以上のビルへ
◎ 電力不足300万世帯分・輪番停電、長期化の恐れも
◎ 原発爆発・政府の対応後手
◎ 経済重大ダメージ・株全面安金利上昇か
◎ 救援待ち続け・車水没屋根で一晩
◎ 何でこんなことに・原発爆発で・情報二転三転
◎ 何もかも奪った・「一万人不明」悲劇の港町
被災者の悲痛な叫びが伝わってくるにつれ、地震の怖さを思い知る。
でも、これは阪神・淡路大震災でも思ったことだった。
人智も及ばない天災の怖さ、と片付けられない問題を含んでいるはずだ。
13日夜、政府からテレビ会見で電力不足による計画停電の説明があった。
東京電力管内で、明日14日から実施、と。
耐乏生活の序曲か?
14日朝5時、テレビをつけると「計画停電」のアナウンス中だった。
驚いて、見ていると「伊勢崎市」が第1グループ(午前6時20分~10時迄)と第3グループ(午後0時20分~4時迄)にある。
官房長官の記者会見を聞いても、具体的でなく要領を得ない。
もしかしたら、一部の大口が対象で一般家庭はないのではとも勘ぐれる。
万が一対策かなとも、とれる。
今、鉄道の運休のアナウンス・・・。
あまりにも突然過ぎる。 これでは混乱する!
結局、あいまいで、よくわからない。
覚悟だけは、しておこう。
でたとこ勝負だ。
今6時20分、停電時刻になった。
とりあえず、この記事をアップして、電源を切ることにする。
投稿日:2011年03月14日