菊の盆栽作りには、加工ガラスでは味わえない風流の世界がある
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大間々ながめの菊花大会の続々編です。
今回は、菊の盆栽作りの写真です。
この撮影の一週間後、快晴だったので再び町田君とながめに行った。
しかし、菊は盛りを過ぎ、しおれていたので撮らなかった。
結局、前回曇天で撮った写真を載せるはめになった。
そこで、全ての写真を写真加工ソフトで明度補正した。
ときに、下の写真だが「盆栽柳作り」と、ひな壇の背景に貼ってある。
風にそよぐ柳の枝葉のイメージは、この盆栽作りからも充分連想出来た。
これは、
菊で作った
箱庭のようだ。
上から
撮った。
いろいろな
置物が
並んでいたが
わかったのは
大黒様だけだった。
下の写真は、盆栽作りの組合せ作品とでも言うのだろうか。
テーマは何だったのだろう?
そんなことお構いなしに写真だけを、夢中で撮っていた。
菊の花の
配置というか
並び方は、
模様のようで
良い。
枝、葉、花の
バランスが
気に入った。
描くのなら
まだしも
植物で表現するとは、凄い。
そう思ったのは、無駄がないと感じたから。
その根元の鉢の写真(下)。
鉢植えの菊の盆栽作りに、雑木林の宇宙観が凝縮しているような気がする。
これが、日本特有の粋で風流の世界でもあるようだ。
この風流の世界は、西洋育ちの加工ガラスでは表現が難しいようだ。
投稿日:2010年11月29日