つるとトゲが気になりバラを眺めたが、自意識過剰の不発に終わった

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11月2日、快晴だったのでバラを撮りに、にしきのローズに向った。

バラの写真を撮るようになってから、改めてバラの奥深さを知った。

品種や色・形、その変化等、意識すると欲張りになり混乱してしまう。

中でも、名前には困った。出来るだけ名札を入れた写真をメモ代わりに撮るようにしているが、それでも大変だ。

さて、私のもう1つの関心は、バラの"つる、トゲ"にある。

つるは唐草模様の視点から、トゲはアイヌ文様の魔除けの視点から。

双方とも、私には幾何学模様のシンプルなところが、共通点のように見える。

写真はつるピース、意識して見ていてるのだがインスピレーションは・・・・。

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名札には、

ノーウィッチ

キャッスル。

晩秋に

一輪だけを

見ると

はぐれXXと

つい重なって

しまう。

トゲの写真。

このトゲを見ると、触れたくない、近づきたくない ・・・魔除けになる。

似た風習に子供の頃、節分にカラタチを魔除けにした記憶がある。

カラタチはバラ以上にトゲだらけの木で、生垣にしていた家もあった。

このトゲのシャープさに魅力を感じるのは、無い物ねだりのせいだろう。

それは、アイヌ文様に強く現れている、と思う。

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アイスバーグ

だろう。

名前の通り

氷山を思わせる白は、

魅力的だ。

下の写真も、

つる系で名前が"マダム アルフレッド キャリアール"と名札にあった。

正直なところ私には、つるピースと区別できない。

今回、つるとトゲが気になりバラを眺めたが、自意識過剰の不発に終わった。

意識ばかりが先行して、何も浮かんでこなかった。

背伸びし過ぎたのだろう、知らない間に肩肘が張っていたようだ。

深呼吸して、半歩後退し出直しである。

次のチャンスを待つことにする。

bara78.jpg

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投稿日:2010年11月08日