季節はずれのクレマチス、私にとっては縁起の良い写真である
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今春は、確か天候不順で野菜不足になったような記憶がある。
つい最近のことだが、雨?日照不足?、正確には覚えていない。
ただ、垣根の上に咲くクレマチスが、例年の半分ぐらいだったことだけはよく覚えている。
そのクレマチスのつるが、新しく土からニョキニョキと伸びたきた。
そこで、2メートルちょっとの棒をさしてやると、からまりながらぐんぐん伸びた。
そして、写真のように、この猛暑のなか咲き始めた。
しかし垣根のクレマチスは、1つも咲いていない。
棒の天辺まで
伸びた後、
さらに伸びて
垂れ下がって
咲いている。
よく見ると垂下りながらも、なお天に向って伸びようと頭をもたげている。
この姿には、感動した。
私には、精一杯チャレンジしている生命力を感じる。
花の色が、
違うのに
気付いた。
咲き終わろうとする薄紫の花弁。
咲き始めたばかりの赤紫の花弁。
この差は、
何だろう?
ふと、老いと
若さの違いが頭をよぎる。
何につけても、老いを感じ始めた最近である。
尚のこと、雑草魂?、反骨精神?で、このクレマチスのように頑張るしかない。
だからくどいようだが、頭をもたげようと頑張っている姿に共感する。
季節はずれのクレマチス、私にとっては励みになる縁起の良い写真である。
投稿日:2010年07月26日