「求める気持」というか「心構え」がある者に、偶然は微笑む

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読売新聞5月30日、本よみうり堂に「偶然は総合的思考に微笑む」の見出しで、「デザイン思考が世界を変える」千葉敏生訳が紹介されていた。

デザイン思考とは、これに関しては本を読んでから、感想を書きたいと思う。

そして、この記事の最後に教訓として、引用している言葉が載っていた。

それは、「偶然は、心構えのあるものにしか微笑まない」である。

これを読んで、平山郁夫著「ぶれない」に書かれている「りんごが落ちるのを見て、ニュートンは万有引力の法則を発見した・・・」を思い出した。

そこには、こう書かれている。

ニュートンは求める気持を常々持ち続けていたからこそ、法則を発見できたわけでしょう。

りんごが木から落ちることなど、何も珍しいことではありません。

世界中、それこそ数え切れない人達が何ら不思議もなく目にしていました。

その中で、なぜニュートンだけが万有引力の法則を発見できたのか。

それは、一にも二にも求める気持でりんごを見ることができたからだと思う。

と、ある。

私には、この「求める気持」と心構えは同じことのように思えた。

この心構えがあると、ある時偶然にパッとひらめくものがあるようだ。

そこで私も、少しで良いからあやかりたいと思い、本を読むことにした。

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投稿日:2010年06月10日