長寿革命・死生観「いのちを生かす」を読んで
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読売新聞・長寿革命・死生観の5回連載を読んだ。
感想を、ブログ記事に書こうとして読んでいたが、とうとう書けなかった。
結論から言えば、私には、テーマ「死生観」が重すぎた。
68歳になったばかりの私には、文章では理解できるつもりだが、
いざ自分に落とし込んでみると、覚悟ができていないことだらけだ。
いくつになったら、覚悟ができるのか見当もつかない。
ただ、今の私に励みになる記事を見つけ、共感を覚えた。
それは、「いのちを生かす」の記事。
以下、記事からの抜粋です。
「身近な輝きを感ずる気持ちそのものが、侘びであり、寂なのです」
長寿時代、人はたとえ努力しても失うものが出てくる。
だからこそ、日本人が古来から培ってきた「いのちを生かす」という生命観を取り戻すべきではないか。
官休庵を訪れる禅の老師が、こんな言葉を残した。
「年齢を積み重ね、初めて見えてくる大事なことがある。
それを正面から見据えて生きることこそ、老いの意味がある」
投稿日:2009年12月14日