自分たちの業界はこれからこうなる

9月15日第4回消費者心理研究会を受講した。

内容は生活者属性を知るために、リサーチする。

リサーチとは、仮説を検証するためのもの。

難しい話になったが、「仮説と検証で顧客の心をつかむ」鈴木敏文の統計心理学の本を思い出した。

あせらず、ボチボチと実践も含めて理解したい、と思う。

理解できたのは、リサーチでターゲットを明確にすること。

つまり年齢、性別、年収、趣味等のことです。

最後にまた宿題が出たので、ここで考えることにする。

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少子高齢化社会の到来

自分たちの業界はこれからこうなる

ステンドグラス・ガラス工芸品は、生活必需品ではないが、生活にゆとりを持つ上で大切だ。特に高齢者社会になりいろいろな新たな問題が発生する。

1. 精神面、不安・ストレス・うつ・不眠・認知症

2. 健康面、身体の衰え・不自由な身体・病気・リハビリ

3. 孤独・社会から落ちこぼれる。

4. 老後の生活空間を快適したい。

5. 老後を充実したい。

6. 死への不安

だから自分達の会社()はこうする

生活にゆとりを持つお手伝いをする。

つまり、感動を与える商品を開発する。

1 ほっとするような、安らぎ・癒しがある。

2 あっとするような、驚きがある。

3 わっとするような、喜び・楽しみがある。

4 きゃっとするような、面白さがある。

5 ふっとするような和みがある。

高齢者のくつろぎ空間を提案する。

生きた証をリレーするきずなを提案する。

女性の社会進出

自分たちの業界はこれからこうなる

競争社会で女性の男性化が進むが、これは女性に限らずいろいろな社会のひずみを生む。

1 女性の自由時間が少なくなる

2 女性の経済的な独立

3 精神的なストレス・不安・うつ

4 女性らしさを求める女性の姿

5 夫婦から個人単位となる

だから自分達の会社()はこうする

1 自宅にいてもインターネットで注文できるようにネットショップを拡充する。

これにより、働く女性をサポートする。

2 癒し・リフレッシュ・和み等を感じさせるようなオリジナル商品を開発する。

3 女性らしさを演出できるようなオリジナル商品を開発する。

4 個人・孤独を快適にするオリジナル商品を開発する。

こだわり型消費の拡大

自分たちの業界はこれからこうなる

貧富の格差、高齢者の増加等問題点は沢山あるが、成熟社会となり"ものより体験"を重んじる社会に向かっている。

体験とは、楽しい、面白い、あっと驚く、喜び、和みを感じることである。

こだわりや趣味の仲間、サークルが生まれる。

だから自分達の会社()はこうする

1 "ものより体験"を重視したオリジナル商品を開発する。

2 オリジナル商品の物語性を提案する。

3 自ら作る体験教室や体験キットを提供する。

4 仲間やサークル活動を支援する活動

低価格志向の増大

自分たちの業界はこれからこうなる

2極分離が進む。

だから自分達の会社()はこうする

低価格競争に巻き込まれないオリジナル商品に限定する。

1 富裕層をターゲットにし、高品質こだわり商品を希少価値化してブランド化を図る。

2 多品種少量生産のニッチ商品群で大量生産品を囲い込む。

インターネット社会へのシフト

自分たちの業界はこれからこうなる

より自分の希望にあったものを、狭い商圏内のリアル店舗でなく、世界中のネットショップの中から探せるネット検索の時代に向かう。

しかし、ネット画像では判別が難しいまがい物、もどき品等のトラブルも多くなる。

だから自分達の会社()はこうする

SEO対策を基本にして、検索上位で自店ネットショップへ誘引する努力をする。

"ものよりこと・体験"を重視したオリジナル商品を開発し、希少価値化してブランド化をする。

商品の製作者、素材、制作方法等を表示することでトラブル防止対策をする。

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投稿日:2009年09月29日