ディップアートの繊細な透明皮膜はステンドグラスにマッチする

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たかが4つの葉っぱのディップアートの作品だが、写真ではガラスと見分けがつかないほどである。

これを、いざガラスで作ろうとすると、大変むずかしいことだと思う。

先ず、思いつくのが溶かしたガラスから作る方法である。

ガラス風鈴を作る等の宙吹きの熟練技能の応用であるが、果たしてどうか。

次に型に注ぎ込んで作る方法だが型代が高価なため、大量生産でないと採算が合わないため多品種には向かない。

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それでは、常温のままガラス板から作るのはどうか、これも多分むずかしい。

3次元のNC機械加工でも、多分割れてしまうし、高コストで話にならない。

当社のオンリーワン技術でも形状は出来るが平面、つまり2次元である。

これをフュージングで立体化することで近づけることも可能だ。

これは、当社がこれからチャレンジしたい分野であるが、多分ディップアートには及ばないと思っている。

ディップアートの利点は、繊細・小物・簡単に出来て安価なことである。

繊細・小物であることが、ガラスと見分けがつかない利点を保っているのだとも考えられる。

だがディップアートにも欠点があり、大きい形・肉厚のもの等が出来ない。

ここに、当社の生きる分野があるかな、と内心考えている。

さて、これほどガラスでつくるのは難しいのだが、ディップアートなら15分もあれば簡単に出来てしまうすぐれものである。

ガラスもどきのディップアートを生かす方向で、ガラスとのコラボを真剣に考える理由がここにある。

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ところで透明人間が両手を広げて歩いている様に見えないだろうか?

思い込みのせいかな!

透明人間は私の秘かなあこがれなのだが。

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投稿日:2009年09月19日