ディップアートのラメとステンドグラス、透過光か反射光か
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このノウゼンカズラの作品は、ディップ膜にラメ(ガラス粉)を散らしたものです。
ラメは、ネイルアート等でも使われていますが、材質は多分違うと思う。
ラメを散らすと、きらきらするようだが、透明感が弱まるような気がする。
ラメで光が乱反射するせいではないか、と思う。
ステンドグラスとのコラボでは透明感を損なうが、使い方の問題かな、とも思う。
つまり作品が、主に透過光を利用するのか、反射光を利用するのか、である。
この点ではラメは、反射光の側に近いと思う。
葉は透明、
花はラメで
不透明だ。
花に視線が
いくため
どうしても
不透明感が
強くなる。
葉の透明感とステンドグラスの透明感がマッチして良いな、と思う。
つるもアクセントになって生きている。
影を生かそうとすると、やっぱり透明感があるほうが良いと思えるが。
私には
花が
ガラスより
むしろ
陶器の
ように見える。
透過光の魅力は半減するが壁掛けなどの反射光を生かす作品には良い。
ガラスより陶質の感じがする作品に見えないだろうか。
写真写りは
悪いが
実物は
きれいですよ。
下の写真は、私の好みであるが透明感とは別の趣がある。
透過光に頼らない反射光の世界もまたステンドグラスの魅力かな、と思う。
投稿日:2009年09月14日