高齢者のくつろぎ空間と小さなステンドグラスの規格品販売
あずま水生植物公園で撮ったこの写真を見ていると、何かを語りかけている
ような気がしてならない。こんな気分になるのは非常に珍しいことだ。
私のくつろぎ空間の考えに対してだと思うが、何を私に伝えたいのだろうか?
そこで、またこの写真を見る。 何を会得しろ、と言うのだろうか。
この写真の車椅子のおばあさんは、花菖蒲に囲まれて私には幸せそうに見えるが、皆さんにはどんな風に見えますか?
ゆったりとした時の流れのなかで、穏やかな気分になっているのでは、決して寂しがってなんかいない、と思う。
ここには安らぎがあり、理想のくつろぎ空間がある、と感じる。
私は、この感動を小さなステンドグラスで表現できないものか、と考える。
そしてまた写真を見る。この繰り返しである。
こんな自然の中にいると、人も動物も本能である五感が活発に働き、
風、光、空気 を肌で
風景、色、花 を目で
香り、におい を鼻で
音 を耳で
味 を舌で、全てで感じ取るのではないか、と思う。
そして、これらが心地よいと、素人の私は考えだが、安らぎ、和み、喜び、そして癒しになるのでは、と思う。
私達はこの自然の中の理想のくつろぎ空間を見習って、建物内に人工的なくつろぎ空間を作り出し、癒しを求めることになる。
こう考えるとステンドグラスだけでは、理想のくつろぎ空間はむずかしい。ステンドグラスは、五感のうちの視覚に訴えるもので、他の五感との相乗効果が必要なはずである。
否、スエンドグラスがなくても、くつろぎ空間は生まれるだろう。
しかしステンドグラスがあると、簡単にくつろぎ空間が生まれるのも事実だ。
とりわけ、五感の中でも見て感じる比重が大きいせいもある。
この考えを、もっと飛躍させたい。
見方を変えて施主の立場から、くつろぎ空間にこだわりがあると思う。
施主は、建築家やデザイナーなどの協力を得ながらこだわりを取り入れた
ステンドグラスをデザインして作るであろう。
これはオーダーメイドの注文方式であり、従来の方法である。
ここで、私はもっと手軽にステンドグラスを取り入れてもらう方法を考えたい。
高品質で、即納で、お得価格で、実物を見て選ぶ
こんな新しいビジネスモデルを考えている。
規格品としてあらかじめ多数用意された展示品(在庫)の中から
施主、建築家、デザイナー等の顧客が選ぶ方法である。
在庫の規格品を展示販売する方法である。
展示販売と言っても、今はネットショップをメインに考えている。
規格品は、いろいろなくつろぎ空間を想定した小さなステンドグラスです。
私は今、この方法のビジネスモデルを考えていている。
投稿日:2009年06月22日