ネットでお花見、桜吹雪・宴の後
ネットでお花見もピークを過ぎ、満開から葉桜、桜吹雪の最終章になりました。
潔くパッと散る、桜吹雪は武士の手本、変じて男の手本のようですが、
むかしのことです。草食系男子?が話題になるご時世です。
話は戻りますが、潔くパッと散ること、これは思った以上にむずかしい。
いざその場になれば、私など真っ先に逃げ出すでしょう。
その程度の覚悟でしかありません。知らない間に意識と行動に乖離が・・・
このことは皆自覚していること、と思います。
だから、誰もが桜にあこがれる、のでは・・・・・散る姿のみごとさに。
不忍池の
水面は、
一面
桜吹雪の
花びらが
宴の後。
水面に写る
ビルの影、
そこに浮かぶ
花びらに、
都会の
孤独も
哀愁も
浮いている
同じ花びらでも
場所により
風情を
感じる。
昔の人は
こんな思い
だったのでは。
雨になり
全てを
洗い流そうと
してます。
何もなかった
かのように。
花びらの
間に、
雨が作る
波紋が、
雨音が、
凛とした
静けさは
時を忘れる
やがて
花びらも
押し流され
最後に
残った
この姿から、
華やかな桜は
もはや想像
できない。
侘びしい。
わびしさが・・・・。
投稿日:2009年04月03日