行き場を失う工作機械: 私にとってはチャンスかも?
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数日前のNHKニュースで「行き場を失う工作機械」特集を見ました。
業者の倉庫の中は、中古の工作機械で一杯です。
最近は、「機械買取依頼」が月100件」もあり、これは例年の5倍だそうです。
まだまだ、この傾向は続き中古工作機械市場は在庫であふれてます。
これは、不況の影響が倒産、廃業、過剰設備などにもろに現れている
証拠です。強いはずの「日本のものづくり現場」の崩壊です・・・。
他方中古工作機械の需要も、また激減です。産業が収縮している・・・。
海外市場のべトナム、中国なども世界景気減速のあおりと円高の
ダブルパンチで買い控え状態だそうです。
ぼけ
この需給関係で6,7年前の工作機械が昨年まで半値だった相場が
今では、そのまた半値の定価の1/4だそうです。
まだまだ、充分に使える工作機械ですが、まだ下がると思います。
何故って、仕事がないから買い手がいないでしょう。
でも、これって私にとっては創業の最大のチャンスかも?
「ものづくり」の創業の難点は、設備投資が大きいことです。
工場、機械設備など投資額も大変です。
ダメだったらやめれば良いなどというわけには行きません。
しかし自分で設備して作れば、「20%~30%安く販売できる」、
と言う魅力があります。
高品質だからと言って高価格ではなく、お値打ち感、お得感
などの価格戦略が必要では、と思います。 弱気かな?
でもお客様は、この方が確実に喜びますよ。
何とか需要は作り出せそうな気がします。
確たる自信はありませがやればできる、と思えます。
後は、実践の中で解決して行ける。プラス思考に乾杯!
ぼけ
だが待てよ、自分で作ると他のことが出来なくなるナァ?
私にしか出来ないソフトウエア開発などがますます遠のく感じがします。
私は、やっぱり私にしか出来ないことをすべきだろう、と思います。
やっぱり、ひとりでは限界かな。
どうしても、創業規模が膨らんでしまいます。
誰かに助けてもらおう。やっぱり共生だ!
どの部分を誰にどんな役割分担で?・・・それが問題だ。
小さく生んで大きく育てる、創業の精神との兼ね合いもむずかしい。
また堂々巡りの迷路に、入った感じです。
投稿日:2009年02月13日