垣根の実は野いちごそれとも桑の実の妙な会話、催眠術に掛かったかしらん
うぬき公園にカンナの花を撮りに行く。公園の正式名称はラブリバー親水公園うぬきで、名の通り広瀬川の河川敷にある親水公園。河川敷沿いにある遊歩道をいつものように下る。
すると、その一画に堤防もない小さな果樹園があり、りんごやスモモ、柿、ブドウなど好きなものを作っているようで垣根沿いにカンナやコスモスが咲き始めていた。河川敷の延長にある手入れも行き届いた楽しみの多い趣味の風情が漂う果樹園だった。
その垣根に桑の実のような小さな実がなっていたが、葉っぱからすると小さすぎる。桑の葉はまゆを作る蚕の餌なので数倍も大きいはず、小学生の頃に甘い実を近所の桑畑で何度も食べたこともある。
はて、何の実かな、迷っているだけでらちもなかった。と言うのも、垣根になっている珍しい実が名無しの権平では写真を撮っても記事を書けない。
しばらく待って散歩帰りの温厚そうなおじさんに"これ、桑の実ですか"と尋ねてみた。すると、"葉も小さいし野いちごかもしれませんね・・・"と。それでも納得しそうにないぐずぐずしている私に、"1つ食べてみたらどうですか、桑の実は甘いですよね"と言い、躊躇する様子に"大丈夫ですよ誰もいないから1つぐらい"と言葉を重ねた。・・・
投稿日:2018年08月07日